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perch

好きなものブログ。乙女ゲームとかぶいしっくすとか小説とかについて書きたい。

大正×対称アリス プレイ記

大正×対称アリス プレイ記


プレイ中のTwitterでの呟き+プレイ後の考察というか感想?プレイ記を個人的に纏めてみます〜( ∩ˇωˇ∩)完全に俺得(脳内整理

ネタバレ存分に含まれますのでまだプレイしていない方はUターンお願いします。

最初は情報量が足りないので何も考えずにプレイしてました。

グレーテルルートが終わった辺りで猟師がかなり引っかかったのでそこから考察スタート。


ルートによって立ち位置が変わっていく攻略対象の中で、猟師の立ち位置は有栖百合花の兄で固定されており、歪んだ物語の登場人物達の中で変わらずに正常であるという異常。


グレーテルルート終了時だと兎に角その異質さが目に付いて彼がこの世界を解明しようとする時かなり重要な人物になるのではないかとぼんやり考えていた程度でしたが、終わってみるとあながち間違ってもいなかったなと自分を褒めました。

彼の立ち位置が変わらない、というのはつまり創造主=この世界の王様にとってそれが絶対であるという証。現実世界の猟師が有栖百合花の兄であり、常に正しい(正常な)存在であったということなのだろうなと。

つまり現実世界から彼は正しく療士(医者)であり、彼はありすでもアリスでもない。


続いて、プレイ中気になった点のメモを明らかにしていきたいと思います。

まず、あの空間でのありすとアリスについて。

物語のプロローグは必ずありすとアリスが真っ暗な空間で出会う所から始まります。プレイヤー=有栖百合花は全くその意味を理解していないし、その空間がどのような場なのかわかっていません。ですが、必ずその場面から始まること、そこで出会うのは必ずアリスであることから、その場面とアリスというキャラクターの重要性だけが浮き彫りにされていました。

あの空間が無意識、深層の領域であること、アリスというキャラクターとそこで出会うことは、アリステアという少年を救う為の物語の最も重要なポイントなので、かなり後半になってこないと明らかにならないなあと。

考察というより感想になってしまいました。


有栖百合花という名前

有栖百合花という名前はあの世界において一際異彩を放っています。シンデレラ、白雪、赤ずきん、かぐや、グレーテル、魔法使い、アリス。有栖百合花という日本名を普通に使っていることは、彼女があの世界において異物であることを表しています。勿論、それは彼女の兄、有栖諒士も同じですが、上記した通り彼は元から異質でした。そこで、有栖百合花の異質さを誤魔化すように登場するのがオオカミ(大神)です。彼の存在によって、「ああ、この世界ではそういった名前と普通の日本名とが混在しているのかな」といった風に思わされてしまうのです。

ですが、実際は彼もあの世界においては異質(=現実に存在している)というわけです。これはやられました。上手い。


世界観の不一致

登場キャラクターによって、あの場所は「日本」であると明言されています。なんという違和感。彼らは己をシンデレラやグレーテル等と名乗りながら(明らかに日本名でない)、また街並みや服装が洋風であるのにも関わらず、現代日本と言うわけです。違和感しかありません。この時点でこの物語は、「現代日本人が見ている夢」ということが明らかにされているわけです。アリスが最初に言っていた通りなわけです。では、何故、何のために彼女は夢を見ている?そもそもこれはアリスの夢なのかありすの夢なのか…。プレイヤー=有栖百合花は疑惑を持ちながら、パラレルワールドでハッピーエンドを迎えていくのです。


有栖百合花の信念と物語との関係性

白雪ルートまで終えての時点で、有栖百合花像が十分に分かっています。そして、彼女の正常な兄によると、彼女は異常であり、「好きな男のことしか考えていない」「好きな人が幸せになるなら私は嫌われても殺されてもかまわない」わけです。

そう考えると、この物語=この夢は、有栖百合花の信念を果たす為の場所。たった1人の彼女の好きな人を救う為の舞台なのではないか、ということが見えてきますね。


知識の共有または共通

白雪ルートを終えた時点で、ありす=アリス=白雪=赤ずきんなのではないか、という考えが頭をもたげます。

湖について語る時、彼らは誰に聞くわけでもなく全く同じ言葉で、同じような説明をしました。

つまり彼ら、彼女らは記憶、または知識を共有もしくは共通させているのではないかと考えられるのです。また、白雪と赤ずきんの過去には共通項が多くありました。

ですがこの時点では、あまりに突飛な発想であると考え、取り敢えず魔法使いルートへ進んでいきました。


魔法使いは現れない

さて。魔法使いについては全く簡単です。ラストの方で改めて言われてはいましたが、魔法使いはキャラクターの前に現れたり現れなかったりします。

つまりこういうことです。キャラクターの名前の元になった物語に魔法使いが登場するか否か。


ゲームのようにリセットは出来ない

白雪ルートで強調されていたことです。ですが、有栖百合花=プレイヤーからすれば、リセット出来てしまうわけです。彼との出会いはリセットが可能。では何故ああ繰り返したか。それは彼が知っていたからに他ならないでしょう。有栖百合花=プレイヤーと過ごす夢物語ではなく、リセット不可能な現実世界があるということを。


ここで自分のプレイ中の呟きに戻ります。

こいつ馬鹿だな〜とニヤニヤしながら眺めていただければ幸いです。

白雪ルートを終えた時点

ガンガン翻弄されていますね!!創造主は有栖百合花ではありますが、肝心の夢の持ち主を正しく理解できていない為、いまいち外した予測を立てていました。そもそも、エピソードは1から3の流れではなく、むしろその逆なわけですから、エピソード1からの蓄積というのは全く的外れであったわけです。恥ずかしい。


魔法使いルートで魔法使いもありかも?まで選択し、オオカミに赤ずきんと出会ったのは6年前の2、3月あたりと聞いた辺りで、考察を改めてしました。(あんなにガンガン真相が出てくるとは思っていなかったので、自力で考える猶予がある時に考察出来たのは幸いでした)

ですがこの時点で、何故か私は間の語り手を有栖百合花と勘違いしていたので(他のルートでもずっと攻略対象だったのに何故かすっぽり忘れていた間抜け)少しずつズレています。

6年前に何か意味(救い)があったのか?という仮説や、勘違いからありすが人格の主人格だと勘違いした仮説などもうごちゃごちゃです。

そして、勘違いに気付きました。

勘違いに気付けばアリス=白雪=赤ずきん=シンデレラ=かぐや=グレーテル=魔法使いの図式が立つのは早かったです。恥ずかしい。

この時点で、ありす=アリスだと有栖百合花は誰を救う為に夢を見ているのか?という疑問が生じる為、有栖百合花とアリスは別人でなければならない、という考えとやはりありす=アリスなのではないか?という考えがあり、頭を悩ませていました。


伏線の張り方が秀逸で、自分であれこれと考える時間が兎に角楽しかったです。そして、まだ一周しかしていないので更に考察の余地があります。また改めて色々と考察をしたいと思うので、取り急ぎプレイ中、プレイ後の感想と考えたことをまとめてみました。プレイ記ということで、他のプレイヤーが考えてたこととか気になる〜という方に読んでいただけると幸いです。


対アリ好きな方と是非お近付きになりたいです…(小声